ケアレスミスは対策できる?テストの度に繰り返してしまう悔しさ😢

高校生・高卒生・保護者の皆さんこんにちは

吉村画竜点睛会の講師、吉村です。

テストの結果が届くたびに繰り返される会話「今回どうだった?」「いや〜今回はちょっと失敗した」「結構間違えた?」「後で解いたらできたんだけど、テストの時はケアレスミスしたみたいだ」「ケアレスミスじゃ仕方ないか、次やらないようにすりゃいいっしょ」「だよな、普通に解いたら解けるんだからな」「次だよ次!!」

講師になってから、この”ケアレスミス”問題についていろいろと解決策に挑戦してきたお話をしたいと思います。

今もこの課題に直面してどうしたものかと悩んでいる方はぜひ読んでみてください。

 

ケアレスミスその怖い落とし穴

根深いのに、対策出来ずに繰り返してしまう

“ケアレスミス”ってすごい便利な言葉ですけど、中身はすごい厄介な問題ですね。定期試験や模試のたびにこの”ケアレスミス”を繰り返す人がいます。

  • 思ったよりもできなかった。
  • 後で解いたら解けたのに何故?
  • いつもはこんなミスしないのに・・・

この悩みを抱えたまま、本命の試験まで不完全燃焼で終わってしまう人を多く見てきました。

 

なかなか克服できないのに、結構軽く見られてしまう

広辞苑には「不注意による誤り。そそっかしい間違い。」とあります。この”不注意”で”そそっかしい”間違いによって、どれほど多くの方が涙を流してきたのでしょうか・・・

不注意であったり、そそっかしいと書かれているように、これらのミスを犯す原因は、当人の注意力不足によるものだと広く認識されているのではないでしょうか?

ケアレスミスって、結構軽く捉えられがちですよね。

上で書いたやり取りのように、「今回はケアレスミスが多くって〜」「しっかり解いた後見直しして注意しないとダメだよ〜」こんな感じで先生から言われたことのある方も多いかと思います。

それでいて、次回のテストの時も同じようなミスをして、また同じ会話を繰り返す。。。講師も生徒も、認識が軽いな〜と常々感じます。

 

原因が毎回同じなのに、言い訳としてヘビーローテーション出来てしまう

“ケアレスミス”って言えば、なんかダメージが少ないと感じていませんか?

  • 「そうだ、ケアレスミスだったんだ。これは自分の実力ではない。いつもなら解けるんだから」
  • 「今回だけたまたま注意力が不足していただけなんだ。テスト勉強やりすぎて寝不足だったからかな」
  • 「運悪くケアレスミスが連発しただけなんだ。次はいけるって」

自分を慰める言葉の中にこんなニュアンスを含めていませんか?原因が同じで、毎回解決できていないのに、”ケアレスミス”って言うだけで、自分も周りもそれ以上責めることができなくなる。というか責めなくて良くなる。

その時のダメージは軽くなっても、そのあと何度も同じダメージ受けていたら結局HPが枯渇しちゃいます。軽いボディーブローでも着実にダメージが蓄積されていきますよ。どこかでヘビーローテーションを止めないとです。

 

“秘めた実力”は、実力として見られません

試験官が判断する皆さんの”実力”

ちょっと厳しいことを書きますね。

皆さん、ケアレスミスをしようがしまいが、今回のテストの点数が皆さんの実力です

残念ながら、テストは点数が全てです。試験官はそれ以外に皆さんを評価するポイントがありません。いや、違うか。もちろん字の綺麗さとか文章の書き方とかありますけれども、基本的に試験管は”テストの点数のみで皆さんを評価したい”のです。その方が楽だし、不公平さもありません。

点数を取れなかったら、本人の実力が足りなかったのか、ケアレスミスなのかは正直どうでも良いのです。「合格点に届かない=採用基準に満たない」と判断されてそれまでです。

いくら「本当の実力はこんなもんじゃないんだよ〜!!」と叫んでも意味が無いのです。

少し話は逸れますが、これと同じように”試験時間内に解き終わらない人”もそうです。「もっと時間があればすごい点数が取れるのに〜!!」と思っていてもなんの意味も無いのです。試験時間内で出した結果があなたの実力なのです。

 

本当は力があっても、秘めたままでは意味がない

本当はもっと力があっても、それを発揮できなかったらどうでしょうか?

練習試合ではめちゃくちゃホームラン打てるのに、公式戦になると全然打てないバッターと、練習試合も公式戦もヒットを打って打点を取れるバッターだったらどっちを選びますか?

そういうことです。熱心なファンでもなければ練習までは見ないでしょう。大抵の人は、公式戦の結果だけを見て、この選手はあーだこーだ言うわけですよね。

入試の採点官や試験官は、それと同じです。公式戦の結果だけを見ているんですよ。皆さんの練習まで見ている時間は無いわけです。だからこそ、本番でしっかり自分の実力を出せるようにコンディションを整えていくことが大事なんです。

 

真の実力を出して見せることができなかったら悔しいじゃないですか!

ケアレスミスが多くても少なくても、試験結果が今の皆さんの実力として見られます。本当にそれが自分の実力だと思われていいんですか?「本当はもっと力があるのに発揮できない」なんて、悔しくないですか?

もし、皆さんがそれでも、

「今回だけたまたま注意力が不足していただけなんだ。次頑張ればいいや」と思えるのなら、ケアレスミスに関する私たちの記事は読まなくて結構です。

でも、

  • ケアレスミスで下がった点数で評価されたくない!!
  • 自分の本当の実力を見せたい!!
  • テスト解き終えて満足する自分でありたい!!

とそう思うのであれば、私の提案をぜひひとつの参考意見として受け入れていただけるとありがたいです。ケアレスミスは本当に悔しいけれど、なかなか直せない苦しいミスです。ですが、自分のミスと向き合い、ひとつひとつ解決していくプロセスが、必ず皆さんを大きく成長させてくれるでしょう。悩まないで、一緒に解決していきましょう。

 

まとめ

ケアレスミスがいかに怖くて悔しいものかというお話を書きました。根深い問題であるにも関わらず、しっかりと対策を取れずに毎回同じミスを繰り返してしまう。それが入試本番まで続き、涙をのむ受験生がとても多いです。そういう悔しい思いをしたくないのであれば、1歩ずつ自分のミスと向き合ってしっかりと対策をしていきましょうね。具体的な対策法やケアレスミスの捉え方については他のブログで書いているのでぜひ読んでください!!

吉村画竜点睛会は難関大学受験を目指す生徒さん向けのオンライン理数科目専門塾です。当塾は塾長が全生徒としっかり向き合って、1人1人の弱みや強みに応じた学習指導をしております。他ではできないケアレスミス対策法も多数提案できますので、少しでも気になる方はご連絡お待ちしております!!

 

🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔  吉村大史
吉村画竜点睛会 代表
個人塾から予備校など様々な教育機関で20年近い経験を積む。予備校四谷学院では、一都四県の各校舎を周り、週に200人以上の受験生への指導にあたる。近年ではハイレベルコースの映像授業にも登場。また、医学部専門予備校でテキスト編集や生徒指導など、授業以外の業務にも携わり、生徒の合格へ数多く貢献する。

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