参考書の使い方合ってますか?良い勉強法につながる選び方について

高校生・高卒生・保護者の皆さんこんにちは

吉村画竜点睛会の講師、吉村です。

今回は参考書についてです。

 

参考書をついつい買ってしまう魔法

今、何か参考書を使用していますか?

これまで参考書という類の本を購入したことはありますか?

それらの本の中で役に立ったものは、一体何冊ありましたか?

 

「参考書なんて買ったことがない」という人と、「これまで買った参考書はどれも初めから終わりまで役に立った」という人は、これからの話とは縁のない方だと思います。

それ以外のみなさん・・・

  • 買ったものの、全く使わなくてずっと本棚の隅に置いてある
  • いつか使おうと思っていたら、いつの間にか時間が過ぎていた
  • 開いてすらいない。。。

私、実はこの全てに当てはまります笑

 

参考書って、すごく良いキャッチフレーズが書いてあるじゃないですか?

30日で完成する〇〇」「基礎から発展までこれ1冊!!」「面白いほどよくわかる〇〇とかとか・・・

買っただけで満足しちゃうんですよね〜

自分の部屋の机に、これが置いてあるだけでなんかレベルアップした気持ちになってしまいます(出版社の思うツボ・・・)

あれ、ズルいですよね〜

パラっと見ただけでわかったような気になってしまうんですからね・・・

はい、編集者の腕が良いって話題はそのくらいにしておいて・・・

さて、ご自分が購入された参考書の中で、何冊が役に立ちましたか?

え?結構どれも役に立ったと思う?

1冊2冊くらいは役立った?

ほとんど役に立っていない?

 

参考書が役に立たない人の特徴

高校生・高卒生のみなさん、どれが当てはまりますかね?

参考書にアタリ・ハズレがあるのでしょうか・・・?ハズレを選びたい人なんていませんよね。できれば全部アタリのものがいいですよね。アタリの人生、成功の人生、生まれ変わってチートの人生が最近の流行りな訳です。。。

まず、参考書をいろいろ買っているのに、役に立ったものが少ない・ほとんどないと感じている方、それは当然”選び方”に問題があります。

ポイントは、ズバリ「自分に合ったものを選べていない」ということに尽きます。

『なんか、当たり前のこと言ってる』とお思いですか?そうです。当たり前なんです。

自分のレベルと土台に合ってないんです。そりゃ役に立たないですよね。

 

自転車に乗ったことがないのに、いきなり高級なロードバイクを渡されても全然乗れないどころか怪我をしますよね。また、逆にプロのロードレーサーに、補助輪付きの子供用自転車を渡しても、本当の実力は発揮できないでしょう?同じですよ。ひとりひとりの実力に合わせた、ぴったりな道具があってこそ、確実なレベルアップに役立つのです。

 

参考書を選ぶとき、皆さん自分の水準と合ってないものを選んでしまうので、結局役に立たないまま本棚の肥やしになってしまうのです。

(誰かに机を見られるタイミングがあれば、コイツこんなに難しい参考書使ってるんだって見栄を張るくらいには役に立つかもですね。)

 

参考書が合わない理由

なぜでしょう?なぜ合わないものを選んでしまうのでしょう?

理由は、、、、

  • 自分の実力がわかっていない
  • 目指す目標を意識しすぎて、実力を読み間違える    

というところにあります。以下で詳しくみてみましょう。

 

①自分の実力がわかっていない

講師をしていると、”自分を過小評価する生徒””自分を過大評価する生徒”とによく出逢います。

日本人の方は、国民性もあって、前者の過小評価する人が多いのですが、どちらにしても、自分の実力をちゃんと把握できていない人が多いです。

これは、その科目全体の「好き・嫌い」とか、「テストで点数が取れる・取れない」とかの話ではなくて、学習内容の理解が、本当に的を得ているのか?なんとなくで理解しているのか?というあたりを考えてみてください。

あまり深くはわかっていないのだけど、テストの点数はよく取れる。

逆に、わかっているつもりなんだけど、テストでは点数が取れない。テスト毎に、「まあ、ケアレスミスかな〜」ということになんとなくしてきた。

こういう経験ないですか?

ここです。

ここが自分の本当の力を見えなくさせるポイントです。

感覚ではなくて、ちゃんと順序立てて理解できているのか?テストの点数に表れてこないのはなぜなのか?正面から見つめてみてください。

 

②目指す目標を意識しすぎて、実力を読み間違える

大学受験を目指す人は、皆さん高い目標をお持ちです。それゆえに、「今さらこんな簡単な問題集でいいのだろうか?」「自分の目指している大学の偏差値的に、このぐらいのレベルはマスターしておきたい」「これ有名な参考書だ。これスラスラ解けたらスゲーかも」と、いろいろ考えることがあるでしょう。

ですが、”役に立たない参考書はメモ帳よりも価値がない”ですよ。メモできないんだから。

(あ、でもbookoffならメモ帳よりも高い値段で買い取ってくれるかも笑)

 

自分の学力が、それらの問題にも対応できるようになった時に購入すれば良いのです。

「よくわからないけど、とりあえず青チャートは買いました。」というセリフを何度耳にしたかわかりません。

それで実際話を聞いてみると、分厚いし、難しくて最初の10ページで挫折した・・・というオチです。

 

どうでしょう?

しっかり自分と向き合いながら、参考書を選んでみてください。

背伸びをして、難しい本を購入しても損をするのは自分自身ですからね。

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