大学受験向け個別指導✏️コスパ100倍のおすすめ活用法とは?

高校生・高卒生・保護者の皆さんこんにちは

吉村画竜点睛会の講師、吉村です。今回もオンライン塾ならではの視点で、大学受験を目指す高校生・大学生の皆さんへ、役に立つ受験メソッドを書いていきたいと思います。

 

集団授業には無い個別指導の魅力は?

ところで、皆さんはこれまで塾や予備校といった場所に通われたことはあるでしょうか?

  • 小学校の時、公文式に通っていた。
  • サピックスのシールを集めるのが楽しかった。
  • 高校受験の時に地元の個人塾に通っていた。
  • 高校から河合塾のマナビスに行っていた。。。

大手の学習塾から地元の個人塾まで、いろんな規模の学習塾ってありますよね?

あとは、チャレンジとか、Z会みたいな通信教育もありますよね。毎月教材が送られてきて、課題を提出すると採点してもらったものが戻ってきて、ポイントがもらえるみたいなやつ。ポイントが貯まるといろんなグッズがもらえたりとか・・・

今は、いろんなスタイル・いろんな角度から教育を受ける機会が増えました

そんな中でも、今日取り上げたいのは”個別指導”のスタイルです。

個別指導塾に通われた、もしくはそのような授業スタイルを受けた経験ってありますか?

保護者の方も、ご自身は経験が無いかもですが、お子様が通っている塾が個別指導のところでという方多いのでは無いでしょうか?

ここ2,30年で個別指導の塾ってかなり増えたなと(すごい個人的な主観ですけど・・前は、家庭教師とかがそういう形だと思いますが、塾として採用しているスタイルはここ最近なのかなと)感じています。

特に、「集団授業でついていけなかったから、1対1でしっかり見てもらって、成績を伸ばしてほしい」という声ってよく聞きます。

これは、生徒さんの状況もあると思うのですが、さらにお父さんお母さんが子供だった頃の経験も後押ししているのではないかなと感じています。

ご自身が小学生・中学生・高校生の頃に、集団授業の塾に通っていたけどあまり上手くいかなかった、もしくは上手くいかない友達がいた。

その記憶や感覚から、集団よりもしっかり見てもらえる個別指導の方が効率が良いのではないか?と考える方結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。

 

その気持ちとてもよくわかります。

集団授業って、結局最後は自己責任みたいな雰囲気になってしまうわけですよね。

もちろん、学習塾の側にそんな意識というか、意図は決して無いわけなんですけど、結果論としてそんな流れになるんですよね。

声には出さないけれど、「授業で教えた。あとは自習で頑張ってくれ」的な雰囲気に・・・

それを味わったり、感じたり、保護者の方であればお子様が苦労しているのを見たりして・・・

  • 「私は集団授業が合わないのではないか?」
  • 「授業受けても一人になったら手が出ない」
  • 「うちの子は1対1でやってもらわないと難しいんじゃないか?」

という思いから、個別指導という選択肢が魅力的になってきますよね。

あとは、集団授業が合わない方もいらっしゃる。人が周りにいることで集中できないとか、別のことがいろいろ気になってしまうとか、自分ではどうしようもないんだけどそういう状況に置かれると心がザワザワするとか・・・

そういう方にも、個別指導はとても魅力的だと思います。

私もいろんな塾や予備校で個別指導の経験がありますが、実際、個別指導はオーダーメイドで生徒さんと向き合うことができるので、確実に学習効率は良いです

実際、「個別指導の方が絶対成績は伸びる」とおっしゃる先生は多いです。

ですが、個別指導を受ける生徒さん全員が成績を伸ばせるかというと、意外とそうでもなくて・・・

私がこれまで見てきた生徒さんの状況からいろいろ考えると、実は”個別指導をコスパ100倍にする人と1/100にする人”がいます。

もし、今個別指導を検討している、もしくは既に個別指導を受けているという方がいらっしゃれば、ぜひコスパ100倍で成績を伸ばしてほしいなと思い、今回この記事を書こうと思ったわけです。

 

個別指導をコスパ1/100にする人の特徴

まず初めに断っておくのですが、個別指導自体を悪いと言っているわけではありません。個別指導は、平均的に明らかに効率の良い学習スタイルです。各自の実力に合わせてフォローできますし、効果は高いです。ただ、その分お値段は割高になりますけどね。

 

講義をそのまま聞くだけの人

集団授業を受けるのと同じように、講義をただ聞くだけの人は、あまり効率が良いとは言えません。

もちろん、上に書いたような理由で集団授業が合わない生徒さんにとっては、落ち着いて講義を聞けるスタイルは良いと思います。

ただ、集団授業を真面目に聞いていなくて、個別指導で内容そのままの講義を受けるのであれば、「個別指導」の強みを生かせているとは思えません。

映像授業を見る方が、費用対効果は高いように思えます。

 

講師との雑談が多い人

個別指導において、一番重要なことはなんでしょう?生徒側は意識していないかもしれませんが、講師として一番意識していることがあります。

  • 教える内容?
  • 教え方?
  • 話し方?
  • 声の大きさ?

違います。

“生徒とのコミニュケーション”です。

どんなに教え方がわかりやすい先生でも、生徒とコミニュケーションが取れない先生は長続きしません。逆に、教え方にそこまで自信がなくても、生徒と良好なコミニュケーションが取れていれば、生徒が吸収する度合いも変わってきます

コミニュケーションをしっかり取りながら進めることが、生徒にとっても講師にとっても良いのです。ウィンウィンってやつですね。

ただ、多すぎるのも考えものです。

興味のある話をして、勉強のモチベーションがアップするのなら良いのですが、愚痴とかネガティブな話が多く、しかも長かったりすると、あまり効率良いとは思えません。

コミニュケーションを取りつつ学習が進むようにリードしてもらいましょう。

 

復習しない人

これは、集団授業での言えるのですが、個別指導では特に問題です。

復習しない人

1回の講義で学習した内容、問題をちゃんと復習していないので、次回の講義の時にまた同じところがわからなくなったり、同じ質問をしてしまう

これ、集団授業だと、全体の講義はそれと関係なく進んでいくので、カリキュラムの流れに影響はそこまで出ません。生徒本人の解決策としては、空き時間に先生に質問に行って解決していくのが良いと思います。

一方、個別指導では、生徒がわからないと先に進めません。勉強は積み重ねです。1回1回の講義全てとは言いませんが、内容の核はしっかり捉えて次回に臨まないと、いつまで経っても2次関数が終わらないとか、化学基礎が終わらないとかそういう事態に陥ってしまいます。

中には、前回のノートが残っていない人もいて、「また同じ話をするのか〜」と、講師の側もやる気をなくしてしまいます。これだと、お互いの信頼関係もガタガタですね。

2回3回続けて同じ内容を勉強してしまう。この効率の悪さわかってもらえますかね?

その都度しっかり復習を頑張って次回の授業に備えましょう。

 

ここまでは、個別指導をコスパ1/100にする人の特徴として書いてきました。普通にご納得いただける内容かなと思います。みなさんはこのタイプに当てはまっていないですよね?😁

 

次は、個別指導をコスパ100倍にする人の特徴です。

個別指導をコスパ100倍にする人の特徴

質問をする人

個人的には、これが一番重要です。個別指導の時間というのは、講師の時間を独り占めできる時間です。この時間の中でできる最大限コスパの良い勉強法というのは、まさに「質問する」ことです。

自分の疑問点をピンポイントで解決する。そのための60分もしくは80分として活用できる人は、個別指導で支払った金額の100倍は得をしていると思います。

個別指導のベストな活用の仕方ですね。

疑問点が解消されれば、これまで聞いてきた講義の内容も生きますし、何よりも授業の後、すぐに問題演習や1歩先の学習に入れてモチベーションもアップします。

これは本当にオススメです。

講義は集団授業で聞くのが良いと思います。個別指導で同じ講義を聞いてもいいのですが、内容が同じなのに割高になってしまいます。そして疑問点を個別指導で解決していく。学習コスパの高い黄金の方程式です。

 

演習をしない人

個別指導の時間内に問題演習をする人がいます。これは自分からではなくて、講師に「ここ解いてみようか」と促されて解くパターンだと思うのですが、この演習の時間が長いと、あまり効率が良いとは思えません。演習は自分一人ででもできますよね。もちろん、講師の先生と一緒に解いていくとか、難しいからヒントをもらいながら進めていくとか、そういうやりとりがある上で問題演習するのはとても良いと思います。そうではなくて、ただ解き進めるだけというのはコスパ良くはないですよね。

基本的に、自習時間でもできるような演習を、個別指導の時にしない人、こういう人はコスパの高い活用の仕方だと思います。

 

板書は写真撮る人

これはオマケです。個別指導では、集団授業よりも講師と生徒との距離が近いので、「板書写真撮っても良いですか?」と聞きやすいと思います。ノートを取るのに時間を取られるくらいなら、板書はスマホで写真を撮ってしまって次の質問内容とか講義内容に進んだ方が、断然効率は良いです。

1分1秒を惜しむというよりは、時間内で最大限、自分の疑問を解決することに集中してほしいと思っているのです。

 

まとめ

ここまで見てきてどうでしょうか?ひとえに”個別指導”と言っても、受け方によって千差万別です。

基本的に「講義は集団授業で、細かな疑問点は個別指導で〜」というスタイルが個別指導をコスパ100倍にする黄金の方程式ということです。質問対応中心が良いと念頭に置いてもらって、演習するなら講師の先生に並走してもらいながら、ノートは最小限(必要なら写真撮りながら)に留めて、限られた時間を最大限有効活用してくださいね。

吉村画竜点睛会は難関大学受験を目指す生徒さん向けのオンライン理数科目専門塾です。オンラインスクールは個別指導のみという塾が多いですが、私たちは集団授業と個別指導の両方ご利用いただけます。みなさんの「可能性」をぜひ私達と共に実現させてみませんか?少しでも気になる方はご連絡お待ちしております!!

 

🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔  吉村大史
吉村画竜点睛会 代表
個人塾から予備校など様々な教育機関で20年近い経験を積む。予備校四谷学院では、一都四県の各校舎を周り、週に200人以上の受験生への指導にあたる。近年ではハイレベルコースの映像授業にも登場。また、医学部専門予備校でテキスト編集や生徒指導など、授業以外の業務にも携わり、生徒の合格へ数多く貢献する。

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