損をしてしまうノートの取り方・・・😿

学校が変わると勉強ってわかりにくくなりますよね?

まずは世の学生諸氏にとって、ノートとはどのような位置にいるのかを見てみましょう。

(今回の記事は、法政大学キャリアデザイン学部准教授でいらっしゃる筒井美紀先生の論考を参考にしています。)

 

高校や大学に入ってなんか変わったと感じる・・・

例えば、

  • 「高校生になって、今まで得意だった科目が一気にわからなくなった。」
  • 「学校に入って、勉強が突然難しく感じた。」
  • 「大学の教授は教え方が下手だ。」

 

こういう印象を持っている、もしくは、かつてそう感じた方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

指導する講師の教え方が悪いんだ。

そう結論付けられると、私も耳が痛いところです。確かに、我々講師がわかりやすく丁寧に指導するべきではあると思いますが、今回は少し違う視点から見てみたいと思います。

 

大学の授業の違和感・・・

大学に入ったことのある方は、これ共感してもらえると思うのですが、大学って科目も講師も高校とは桁違いに多くなりますよね?

それで、

  • この先生、全然黒板に書かないし、書いてもよくわからない単語の羅列でどう試験対策していいのかわからんな・・・
  • この授業の黒板に書いてあること、教科書そのまま丸写しじゃん!!
  • このクラス、教科書もプリントも無いし、どうすりゃいいんだよ。

 

と感じたことありませんか?

大学の教授って本当に教える気ある?」と思ったことありませんか?

実は私も大学生時代そうでした・・・笑(あんまり大きな声じゃ言えないけど・・・)

 

なんでわかりやすく教えてくれないんだろうと感じていて、大学なんてこんなもんなのかな〜予備校の先生はわかりやすかったのにな〜とか考えていましたね。大きな声じゃ言えないけど・・・笑

みなさんどうですか?

そんな経験あります?

 

講義を聞いて「結局どこが大事なの?」ってなってませんか?

講義の核心を掴みきれていない学生は結構多い

大学の先生の教え方は置いておいて、授業ってのは、その時間に教壇に立って話すなり黒板に書くなりして先生が伝えたいことを生徒側に伝えるものですよね。

この「先生が伝えたいこと」を生徒側がちゃんと受け取れているのか?が、今回のポイントです。

大学に限らず、講師の話を聞いて、その内容をしっかり受け止められているのか?ここがノートを作るときに重要なんです。

大学生に講義に対する、あるアンケートで「講義で大事なところは色を変えて板書してほしい」かどうかを問うと、「よく当てはまる」と「まあ当てはまる」の回答が合計83%にも達したというデータがあります。

つまり、授業をずっと聞いていても、どこが大事なのかいまいちわからない。もしくは大事そうな部分はなんとなく感じるが、自信が持てないといった学生がとても多いということです。

もちろん、これはあるひとつの大学の限定された人数での結果ですが、先程の内容に共感していただけた方なら、この話に納得できるのではないでしょうか?

そう、結局何を吸収して、何を理解したら良いのかが読み取れないのです。

 

目的地に違いがあります。

これは、高校までの講師(特に受験を意識した学校)と、大学の講師の目的地の違いです。

高校までの講師は、大なり小なり受験という目的地があります。ゆえに

入試問題に出題される

点数を取るために記憶して活用できるようにする

そこが重要ポイント

となるわけです。

【問題としてよく出る】→【大事なところ】

わかりやすいゴール設定です。

 

一方で大学では、

(国家試験などの場合を除いて)各授業の目的地はまちまちです。

  • 全般的な知識習得を重視する講座
  • 論理の流れや考え方を重視する講座
  • 学生が自分から考えて結論を導く点を重視する講座

 

など……様々にあるわけです。

そうすると、大学の講師にとって授業の大事なポイントというのは、

  • 広範囲に渡る単語とその意味
  • 全体的なロジックの理解
  • 自分で考え結論付けること

 

となるわけです。

受験のために、「ある特定の公式」や「ある特定の単語」「ある特定のキーワード」を吸収することに心血を注いできた人にとっては、頭の使い方がガラッと変わりますね。

そりゃわからなくなりますよ……今までのやり方通用しないんだもの………

(だいたい、小学校からテスト重視型の学習スタイルなのに、大学入ったら「それがダメなんだとなる」もう日本全体の教育スタイルをひっくり返すしかないな………と常々思っていることは置いておいて…)

ここまで見てきて、講師と生徒の目的地の違いが、授業の理解に大きく影響を与えるということ、なんとなくわかっていただけましたか?

 

損をしてしまう人

では、ここで質問です。

お互いの目的地が違うことで大きく損をするのは、講師と生徒とどちらでしょうか?

そうですよね。

「生徒側」ですね。

授業を理解できなくて損をするのは生徒側です。1時間とか80分とか授業を聞いたのに分からなかった。これは大損ですよね。

せっかく受けた講義なら、必要なものをしっかり持ち帰ってほしいです。

だからこそ大事です。

“正しくノートを取る”という行動が!!

つまり、ノートを取るときは、「どう書くか」というよりも、「何に注目して書くか」が重要なわけです。

自分の理解を助けてくれるように取るノートが最高です。

黒板に書かれていることを、よく分からないまま書き写すのであれば、スマホで動画を撮影しているのと同じです。

それは損をするノートです。

今書いている内容が、目の前の紙だけでなく、自分の脳にもしっかり書き込まれているのか?気をつけて見てみてください。

あなたのノートは得をするノートですか?それとも損をするノートですか?

関連記事

  1. ケアレスミスは対策できる?テストの度に繰り返してしまう悔しさ…

  2. 理転は難しい?文系のあなたこそが持つ理転の利点をご紹介♬

  3. 参考書の使い方合ってますか?良い勉強法につながる選び方につい…

  4. 得をするノートを取れる人ってどんな人❓😏

  5. 勉強時間は長いのに、なかなか効率が良くない人の特徴

  6. 大学受験に活きる!!参考書・最強おすすめ選び方マニュアル!!…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA